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母乳のこと、ちょっと
母乳というと
眠れない
乳首が痛い
乳腺炎
好きなものが食べられない
薬も飲めない
お酒も飲めない
自分の体調が悪いとき休めない
外出ができない
概して「大変そう」
「そこまでしてやりたくない」
となってしまう。そんなイメージありませんか?
助産師が「母乳母乳」と言うとウンザリされることもありますが
助産師があきらめたら、母乳は本当に廃れてしまうのではないかと。
なので今回は、母乳育児中の食事について。
例えば、好きなものが食べられないっていうのは
よく言われるのが甘いものや脂っこいもののことだと思います。
そりゃあ、毎回このような食事をとれたら文句ないですが、、、
カルボナーラ、ピザなどのいかにも!の洋食
和食だって天ぷら、とんかつ。。。話題のスイーツ❤
もし授乳中に食べてはいけないのであったら、私でも母乳は嫌になってしまいます。
もしこの点がひっかかっている方がいるのであれば伝えたい。
けして食べてはいけないわけではありません。大丈夫です。
ただそればっかり食べるとか、偏るとご自身や赤ちゃんに何らか反応があることはあります。
妊娠前よりそれは表れやすいです。
それが不快だったら止めましょう。
そういうときは不思議と自然に止めたくなるものです。
わたしの経験をお話ししますと
産後2ヶ月位のとき、当時は私も食べてはいけないと教育されてきたので、
甘いもの、脂っこいもの制限していました。でもとうとう我慢できず、
ドキドキしながら生クリームがたっぷりのったコーヒーを飲みました。
めちゃくちゃ幸せな時間でした。
ところが数時間後、突然左のお乳が詰まり、赤く腫れてきました。
お乳って動く度に重力で揺れるので、周りが思うよりかなり痛いし不快なんですよね。
飲ませても搾ってもつまりが抜けず、発熱してきたので、
職場の先輩に泣きついてマッサージしてもらいました。
つまりがポンの抜け、一瞬にして楽になりました。
※お乳のつまりにはいくつか種類があり、この時はポンと抜けるタイプで治りやすいものでした。
また別の日、この間の生クリームはたまたまだったかもしれないと、
今度はサーターアンダギーに手を出しました。
すると数時間後、また同じ症状がでました。
また別の日、懲りずに豚丼にチャレンジ(?)しました。
するとまた同じようにお乳がつまったのです。
どうやら私は脂っこいもの(特にあまり質の良くない脂)と相性がよくなさそうだ。
思えば、私は妊娠前も今も、油が原因で体調崩したり、胃腸炎になったりすることが多い。
そもそも体に合っていないのではないか。
授乳中は、お乳を通して症状が顕著にでていたのだと思います。
妊娠~出産は究極の人間ドックと言われます。
それまで気付かなかったウィークポイントが出やすいのです。
体に合わないものを避けることは、アレルギーが出るものを避けるのと同じで
自分の健康を考がえれば自然なことであり、あまり食べたいと思わなくなりました。
自分の中で「我慢」や「制限」ではなくなったのです。
食事に気を付けていてもおっぱいトラブルが多い人もいますし、何を食べてもなんともない方もいます。
食事を気を付けているのに。
という方は、気を付けるがあまり、栄養が偏っている可能性もあります。
栄養素って体内で複雑に影響しあうので、制限しない方がバランスがとれることがあります。
また、何を食べてもなんともない方も、ちょっとした体調の変化、赤ちゃんの変化をちょっと観察してみてください。それがこれからのあなたの健康と美しさと強さのきっかけになるかもしれません!
母乳を頑張りたい方も、そこそこ頑張りたい方も、終わりにしたい方も
トラブルのないようサポートしていきます。
ちょっとでも困ったときは、ご相談くださいね。
次は「眠れない」について書こうと思います。
読んでくださってありがとうございました。