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おむすびの会
先日、るるんで「佐藤初女さんの想いをつなくおむすびの会」を開催しました。
私はおむすびが苦手で、なんだかわからないけどおいしくできない。
子どもたちがずっと野球をやっていたので、お弁当におむすびを作らなくてはいけないのが苦痛で苦痛で。
苦痛の中には、こんなおいしくないおむすびで申し訳ないという気持ちがありました。
時を経て、おいしいおむすびのコツがあるなら今さらながら知りたい!という気持ちと
佐藤初女さんのじきじきの作り方を知ることができるので飛びついた企画でした。
当日は、初女さんの森のイスキアに通われ、長い間初女さんのおそばで共に活動をされてきた、山崎直さんが教えてくださいました。
いのちあるものをいただくことへの感謝
お米をガシガシと研がない。感謝をこめて丁寧に手のひらで合わせる拝み洗い
ぎゅぎゅって握らないで、てのひら(掌たなごころと読みます)で包むように
お米が呼吸できるように
などなど私のおむすびが美味しくなかった理由が次々と(笑)
そしてみんなで黙々と食べました。
その後、たったひとつのおむすびと、旬のとれたものをとれただけ丁寧に料理していただくことが
どれだけの人を救ってきたか
生前の初女さんの活動のお話をたっぷりと聞きました。
みんなで聞き入りました。
それはそれは、そこにいる全員の魂が共鳴する時間でした。
「ただの楽しいおむすびを作って食べるだけと思ってきたら、、、」
「作り方のハウツーだと思ってた、、、」
参加してくださったみなさんそれぞれが、今の自分に深く落とし込み涙した尊い時間でした。
時が止まったように感じ、だいぶ予定時間をオーバーしてしまったかと思ったら
まだ14時で
直さんが、「充実した時間はあっという間にすぎるというけど
森のイスキアは長く感じるの」とおっしゃっていて
森のイスキアと同じ時間がるるんに流れたんだと、とてもあたたかな気持ちになりました。
私も今まで楽しい時間は短く感じると思っていたけれど、
今日は約3時間の会がものすごく長い時間過ごしたようにも感じた
不思議な体験でした。
みなさんがお帰りになった後、お茶を飲んで少し休んでいたら左腕にポタリ
しばらくして右腕にもポタリ
何かしずくのようなものが落ちてくるのを感じました。
その時は涙も乾いていたし
汗でもないし、雨漏り?
上を見上げてもその気配なし。(その日は快晴)
何かのギフトだったのかな。
おむすびの会は、初女さんの想いを多くの方につないでいきたいので
今後、また開きたいと思います。