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海洋ゴミからの警告
先日、秋田に帰省して海岸に漂着した大量のプラゴミのお話しをしましたが、今日はそのゴミを芸術作品に変えたアーティストのお話です。
その人の名は ヨーガン・レール氏
沖縄に移住し、環境汚染の警笛を鳴らすその自身の活動として、漂着したゴミを拾い、それをもとに作品を作ってこの美しさ!
素材はすべて実際に落ちていたプラゴミです。
何年も前ですが、東京で展覧会をやっていて、会期中2回行きました。
ヨーガン・レール氏の自然に対する愛と、自然のためにできることを実行し、そして要らないものを素敵なものに変えて人を魅了する。すごく共感。
この展示を観るまでは、プラゴミを汚いと感じ、こうなってしまった無責任な人たちへの怒りを感じていました。勿論、普段プラスチックを頻用している自分に対しても。
しかしヨーガン・レール氏は、間接的加害者の気持ちも安らかに穏やかにしてくれました。
作品に近づくと、やはり素材はゴミ。ボロボロのブイやタイヤの切れはし、ペットボトル、草履など、、、
そこで思うわけです。できることからやる。
ゴミ減らす。正しく分別する。
ポイ捨て、私はしないけど見かけたら拾う。
美しいものに囲まれて生きよう。
要らないものにももう一度価値を見つけよう。
大気も汚い、足元も危なくて海に遊びに行けないなんていう地球を、これから生まれる命に残したくないです。
展示をみながら、いつか助産院を開けたらこの明かりを迎え入れたいと思っていました。
見るたびに、これを見る人に、伝わるものがあるから。
この作品は今とこにあるんだろう。また個展があったら絶対にいきます!とにかく美しい。
※写真OKの展示だったので、公開OKだと思うのですが、問題があれば削除いたします。でもみてほしい!